映像と同期した音楽配信
"LIFE"会場の様子をリアルタイムでストリーミングする他に、さらにWebcast用のコンテンツとして、ユーザサイドでのムービーをご覧いただくための専用アプリケーションをご提供します。このアプリケーションは、Macromedia社Director 7.02Jで開発されており、あらかじめ、ご自分のクライアント・コンピュータにダウンロードしておくことにより、会場からストリーミングされる音声・映像と同期した形で再生されます。ムービーの内容は、"LIFE"のコンテンツとして使用されている映像やテキストより作成されており、ストリーミング・データと同時に楽しむことができます。ストリーミングと、ユーザサイドの映像の再生は、同社のMars(MultiUserServer)により、リアルタイムでコントロールされ、実際の"LIFE"会場の進行との同期をとることを可能にしています。

ストリーミング中のトラフィック負荷分散
ストリーミング用サーバは、実際の"LIFE"を見ることができない方々に対しても、インターネット上でリアルタイムに参加していただくために、日本だけではなく、アメリカにも設置することによりトラフィックの負荷を分散しています。アメリカでは、サンノゼに位置するAboveNet社、日本では今回の"LIFE"用に特別に設置された複数のQuick Time Stream ServerおよびWindows Media Services Serverにより、多くの方々に優れたクオリティを提供するWebcastingを実現しています。

ネットユーザから会場へのフィードバックの集計・可視化
会場からの音声・映像のストリーミングを鑑賞中のインターネット・ユーザからの会場へのフィードバックは、"LIFE"での新しい試みのひとつであるHyper Broad Gatheringシステムにより実現されています。ユーザ・クライアントサイドからのアクションにより、その反応がデータとして会場のHyper Broad Gatheringサーバに送信されます。集計されたデータは、即時に数字になり、ビジュアライゼーション用サーバに送信され、Open GLを用いたリアルタイム グラフィックスが生成されます。集計結果を数字のみで表すのではなく、反応の度合いや変化を、さまざまなコンテンツで表現していきます。

"LIFE"WEBCASTのシステム構成
Webcastのシステム構成は以下の図をご覧下さい。